保育内容
保育内体育教室
各学年とも専門の指導者による鉄棒、とび箱、マット運動など体育の指導が行われており、子どもたちの体力作りに大変役立っております。
保育内英語教室
年長・年中組を対象に、外国人の指導者による英語あそびが行われ、異文化の交流が図られています。英語であいさつ、歌やゲームなど楽しく活動しています。
おはなし会
外部講師による絵本の読み聞かせを含め、絵本、紙芝居の読み聞かせを毎日の活動の中に多く取り入れています。本園の重点目標である「お話しが聞け、自分の考えも話せる子」の指導に役立っています。
屋内温水プール
11m×5mの屋内温水プールが6月から8月の間開かれ、水しぶきと子どもたちの元気いっぱいの歓声が響きわたります。
食育活動
栗の実農園
園の農園を利用して、じゃがいもやとうもろこし、さつまいもや大根など、四季折々の野菜を農園で栽培しています。園庭のケヤキの落ち葉を腐葉土にして肥料として活用し、また小山市との協力で調理時の生ごみや給食の残りを肥料にする取り組みも行っており、これらの肥料を使用して野菜を育てています。
収穫した野菜は給食や行事などで利用されています。子どもたちが自分たちで育て、収穫した野菜だからこそ、苦手な食材も頑張って食べることができ、大きな自信につながっていきます。さらに、食べ物を作ってくれる人たちへの感謝の気持ちも育むことができます。また、毎年冬に収穫する約1,000本の大根は、年末にたくあん漬けにして、3学期の給食に彩りを添えています。
給食
当園は、給食やおやつを提供する際、加工済み食品や市販のおやつは一切使用せず、すべて手作りの給食やおやつを提供しています。この理由には、乳幼児期が人生において最も身体の発育が顕著であり、この時期の栄養が成長や発育に深い影響を与えるという考えに基づいています。
この成長や発育は、外見的な要素だけでなく、言葉の獲得や運動能力、脳の発達など多岐にわたります。さらに、自己の性格や考え方の形成にも大きな影響を及ぼす重要な時期です。言い換えれば、私たちの心身は幼少期の食生活によって形成されていると言えるでしょう。必要な栄養素の摂取は当然重要ですが、それ以上に食への興味や関心を育むことが、食を選択する力を育て、心身ともに健やかに成長する助けになります。
乳幼児期の五感が敏感な時期に、調理過程の香りや見た目の変化、そして味わいを通じて、「これは美味しそうだな」、「お腹が空いたな。早く食べたいな」といった感情が育まれると考えています。手作りの給食やおやつが、子どもたちの食への興味や関心を培う基盤となることを願っています。このような考えから、当園は手作り給食・おやつにこだわり続けています。
クッキング保育
農園で収穫した新鮮な食材を活用したクッキング保育を積極的に取り入れています。この取り組みは、子どもたちが自ら食材を調理し、食べる楽しさを学ぶための重要な一環です。
特に2歳児クラス以降を対象にし、食べ物に興味を持つことを目標にしています。子どもたちの成長段階や好みに合わせて、毎回異なるテーマを選びます。季節の食材や食文化を通じて、料理の楽しさと大切さを学びながら、食に対する理解を深めています。
同時に、子どもたちが調理の工程に参加することで、五感をフルに活用できる機会となっており、さらにお友だちと一緒に料理を作ることで、コミュニケーション能力や協力意識も育んでいます。子どもたちが調理の全ての工程に携わり、自分たちの手で作った料理を食べる瞬間は、喜びと達成感に満ち、苦手だった食材にもチャレンジする魔法のような活動になっています。
これによって、子どもたちは食べ物に対して新たな興味を持ち、食事の大切さと感謝の気持ちが育まれていきます。
園の環境
園送迎バス
陸運局の認可と安全運転管理者、整備管理者の資格により、現在4台のバスが運行しています。バスのルートは全8コースあり、4台のバスで各2コースの送迎を行っています。
また最近の動向を踏まえ、最新鋭の安全装置や新型コロナウイルス感染症対策の換気扇を配備したバスの導入を進めています。
バス位置情報配信システム
保護者のスマートフォンから、バスの位置が地図上にピンで表示され、どこを走っているか確認することができます。希望者には、ご自宅到着前にメール配信するサービスも提供しています。
登降園管理システム
登降園の際、カードリーダーにICカードをかざして時間を正確に記録します。この記録を元に、預かり保育や割増保育の料金計算から請求書作成・銀行口座振替までを自動的に行います。
緊急メール連絡網
保護者への緊急連絡などを、携帯電話による一斉メール配信で行っています。災害等でメールが遅延した状態でも、保護者は最新のメール配信内容を確認することができます。
園内セキュリティ
子どもたちが園内で安全に過ごすために、119番火災通報装置・110番非常通報装置・防犯カメラ(18か所)・門扉オートロック・夜間警備(セコム)等のセキュリティ体制を整えています。
防災倉庫
地震などの大規模災害の発生に備え、飲料水・食料品およびその他必需品(ヘルメット・毛布・タオル・簡易トイレ等)の備蓄を進めています。
AED(自動体外式除細動器)
有事の際の救命率向上のために、園内にAEDを設置しています。また、講師を招いて実技訓練を行い、職員の資質向上を図っています。
父母の会
園と家庭が力を合わせて、乳幼児環境を整備し、その福祉を増進することを目的として父母の会組織があります。本園の父母の会の活動は、大変活発です。子どもたちの行事のお手伝い、夕涼み会の主催、ベルマーク運動、廃品回収、講演会や講習会など生涯学習時代にふさわしい活動を展開しています。